RubyKaigi Takeout 2021 に登壇してきた話と後日談

hasumikin is a programmer.


今回のトークは、ルビーカイギおもしろ枠に全振りして準備しました。

おもしろ枠というのは、あくまでも個人的な定義ですが、ゲームコンソールやAppleⅡでRubyを動かすとか、mametterさんのQuineとか、yharaさんの奇妙な言語とか、そういうなんと言いますか才能の無駄遣い系のコード自慢です。

ことしのスケジュール全体を事前にみた感じ、おもしろ枠トークが例年よりも少ないような気がしたので、より一層準備に力を入れました。 いみじくもkakutaniさんがKaigi後に言っていたのと近いエモーションで、RubyKaigi以外には発表する場所のないトークを目指しました。

結果としては、ライブチャットが結構盛り上がってくれた(みんなありがとう)し、Twitterでエゴサーチしてみたところよい反応が残っています。うれしい。

また、自分で思っていたよりも話の内容を真面目に受け取ってくれた人たちもいたように感じます。自作キーボードをやりたくなったという声が多く聞こえてきたのもさらにうれしいポイントです。

第二次キーボード・ムーブメント?

Twitterで「RubyKaigi キーボード」をググると、2018年にRubyistたちに大きなキーボードムーブメントが来ていたことがわかります。

仙台開催だったこの年は、わたくしのRubyKaigi初登壇の年だったので緊張のあまり周囲を観察する余裕がなく、みんながキーボードキーボード言っていたのは知りませんでした。 でも思い返すとたしかに、shugomaedaさんがご自身の発表のなかで「最近、キーボードが割れる病気が流行っている」のような発言をしていた記憶があります。

おそらく、2018年の流行はギークな輩たちを中心に蔓延したのだと思いますが、ことしのわたくしのトークではもっとふつう(RubyKaigiに来るような人が「ふつう」かどうかは議論の余地があります)の人たちに自作キーボードの楽しさを認識してもらえた気がします。

で、調子に乗って、今秋(今冬か?)に自作キーボード入門のハンズオンイベントを計画中です。参加できるのは島根県民に限定されますけど。お楽しみに~

※本記事のサムネはこちらのツイートから拝借しましたm_ _m