ImageMagickのインストール時に注意すること【CentOS7編】

hasumikin is a programmer.


CentOSの場合はソースコードからインストールしてください。 yumではいる古いやつは品質のわるいコンバートしかできなかったりします。

依存パッケージをインストール

インストール前には

sudo yum install openjpeg-devel libjpeg-turbo-devel libtiff-devel libgeotiff-devel libpng-devel giflib-devel libexif-devel libexif libwmf-devel libwmf libtool-ltdl-devel libtool-ltdl lcms-devel

これら依存パッケージ(手元のCentOS7に入ってなかったのをテキトウに詰め込みました)を入れてから……

./configure

./configure

すると、自動的に使えるライブラリが読み込まれます。ターミナル出力の終わりの方の、

JPEG v1           --with-jpeg=yes   yes
PNG               --with-png=yes    yes
TIFF              --with-tiff=yes   yes

このへんのにyesがつけばだいたいOKです。 案件によってはJPEG-2000あたりも要るかもです(営業さんそんな案件とってこないでください!mm)。

それから

make
sudo make install

でよいです。

もしも gem ‘carrierwave’ が mini_magick_processing_error とか、gem ‘minimagick’ が MiniMagick::Invalid とか吐いたら、jpeg対応が外れているかも、と本記事を思い出してください。

ちなみにソースからの再インストールは

sudo make uninstall
make clean

その後、上のほうに書いた依存パッケージを入れて、再度 ./configure からやり直せばよいです。

追記。ImageMagicインストール後にJPEG対応を確認する方法

identify -list format | grep JPG

と打って、

JPG* rw-   Joint Photographic Experts Group JFIF format (62)

と出ればおk